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エンルートが消防用【耐火型ドローン】を開発

投稿日:2019年3月8日 更新日:

エンルートでは、2019年3月、耐火型性能を備えた「耐火型ドローンQC730FP」を開発しました。

耐火型ドローンQC730FP

耐火性を備えた世界初の耐火型ドローン

ドローンの消防活動への導入は、狭い道路や住宅密集地などはしご車が侵入できない現場や、人が近づけない山間部へも容易に到達できる機動力に大きな期待が寄せられています。

しかし、火炎によりドローンの機体が高温となってしまうため、火災現場の上空50m付近まで接近が限度でした。

そのため、カメラのズーム機能を使っても映像品質が十分ではなく、現場の状況をより正確に把握するためには耐火性の改善が求められていました。

エンルートは、NEDOの「ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト」に参加し、災害現場での迅速な救助活動や状況の確認を支援する「耐火型ドローン」の研究開発に着手。

消防現場からのリクエストを徹底追求

「耐火型ドローンQC730FP」は、機体にマグネシウム金属ボディ、プロペラ部にチタンを採用し、2000℃の耐熱性を持つジルコニア塗装を施すことで耐熱性を高めました。

カメラ部は断熱性に優れた石英素材で覆い、300℃の高温下で1分間の連続撮影を可能としました。

これにより、火元の上空5mから10mの近くまで接近することが可能となり、より鮮明で詳細な映像を撮影することができるようになりました。

また、オプションで赤外線カメラを追加搭載することができるため、煙幕下で状況の確認が難しい現場でも情報収集することができます。

さらに、炎から発生する熱風に耐えられる耐風性能(10m/s)、高温下の中での自律航行機能、操縦者への鮮明な画像の送信など、消防現場からの要望を徹底的に追求し開発しました。

耐火型ドローンQC730FPの主な諸元

  • 製品名 QC730FP
  • 耐火性能 300℃(1分間連続運用)
  • 耐火撮影 300℃1分間連続運用
  • 火災現場からの映像伝送 起動時から着陸までの伝送が可能
  • ローター数 4枚
  • 直径 1,189mm
  • 軸間 730mm
  • 高さ 255mm
  • 耐風性能 秒速10m
  • 最大離陸重量 6.5kg(機体に積載できる重量)
  • フライト情報監視用周波数 920MHz(事前の使用申請が必要な周波数帯)

問い合わせ先

(株)エンルート研究開発プロジェクト推進部
・連絡先 048-423-0126

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