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経済産業省とNEDOが橋梁などのインフラ点検や災害対策に活用するための3種の「ロボット性能評価手順書」を公表

投稿日:2018年7月20日 更新日:

橋梁点検イメージ

経済産業省と国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(本部:神奈川県川崎市幸区、理事長:石塚博昭、以下「NEDO」)から、社会インフラの点検や災害対応に活用されるロボットの早期実装に向けて、現在整備が進められている「福島ロボットテストフィールド」などに設置される現場環境を模擬した施設で行う、ロボットの基盤的性能の評価試験手法等を示した「性能評価手順書」が公開されました。

実現場を想定した各用途に分けた手順書

策定された手順書は「橋梁点検のための無人航空機性能評価手順書」「ダム・河川点検のための水中ロボット性能評価手順書」「トンネル災害およびプラント災害のための対応陸上移動ロボット性能評価手順書」の3種類で、それぞれに求められる性能項目や性能を評価するための試験方法、試験に必要な測定機器などの情報を盛り込んでいます。

性能評価基準策定は緊急を要する課題

1960年代から70年代にかけて、全国に設けられた橋梁、トンネル、ダムなどの社会インフラの急速な老朽化が懸念される昨今、そのインフラ点検を効果的・効率的に行うことが求められていますが、一方で、点検のための労働力不足対策として、無人航空機やロボットへのニーズが高まっています。そうした現状において、無人機やロボットの性能測定方法を含んだ性能評価基準策定は緊急を要する課題と言われています。

「ドローンフィールド東金」模擬橋梁実験施設にて飛行試験実施

今回の手順書の策定にあたり、NEDOをはじめ、株式会社エンルート(以下:当社)、富士通株式会社、日本電気株式会社、株式会社イクシスリサーチ、株式会社プロドローンによる「ロボット・ドローンが活躍する省エネルギーの実現プロジェクト」は、千葉県東金市にある当社の「ドローンフィールド東金」に設置された模擬橋梁実験施設において、橋梁点検のための無人航空機の性能評価基準策定に向けた試験方法を検証するための飛行試験を実施しました。

実証データ作りの為の無人機飛行試験

模擬施設での飛行試験は昨年10月16日から順次行われ、近接画像撮影や打音検査などの橋梁点検プロセスや送風設備を用いた試験環境を再現し、無人航空機の飛行安定性能評価の試験方法やそこで必要となる計測システムの妥当性を検証し、多くの実証データを得ることができました。

今後、NEDOは、経済産業省とともにこの「性能評価手順書」を普及させていくと共に、インフラ点検や災害対応でのロボット・ドローンの活用をさらに推進していくものと見られています。

詳細につきましてはNEDOの発表資料をご参照下さい。
・インフラ点検や災害対応に活用する「ロボット性能評価手順書」を公表 (出典:NEDO)
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100962.html


各性能評価手順書(出典:経済産業省)
「橋梁点検のための無人航空機 性能評価手順書」
http://www.meti.go.jp/press/2018/05/20180530001/20180530001-1.pdf

「ダム・河川点検のための水中ロボット 性能評価手順書」
http://www.meti.go.jp/press/2018/05/20180530001/20180530001-2.pdf

「トンネル災害およびプラント災害のための対応陸上移動ロボット性能評価手順書」
http://www.meti.go.jp/press/2018/05/20180530001/20180530001-3.pdf


関連記事「ドローンのインフラ点検への使用、残る課題と性能評価の意義」(出典:MONOist)
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1803/30/news062.html

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